かつて高度経済成長期、バブル景気を経験した我が国は生産設備の効率化などの恩恵を授かり大量生産、大量消費という物余りへの時代へと突入しました。
終戦直後の物資が不足した時代を過ごされてきた方たちは大量の物に囲まれた生活に憧れ、それこそ“百貨店の包装紙1枚”も大切に保管してきた世代です。 しかし高齢化社会に突入した今、その物に囲まれた方々が亡くなられると過ごしてきた自宅には大量の残置物が存在します。
一昔前であれば遺族が故人の思い出に浸りながら形見分けを兼ねた整理作業するところですが、あまりの量の多さや家財などの重量物の搬出や処分をする際の仕分けや煩雑な作業などプロの業者に依頼することが多くなってきております。
しかし反面、整理業界というのはまだまだ黎明期であり依頼を受ける際のルール作りなどの仕組みなどが確立されいないのが現状です。
弊協会は一人でも多くの人の片付けに寄り添い整理業を作業ではなくサービスと捉え、今後も高齢者社会への一助となるべく役職員一同精進してまいる所存です。
一般社団法人再生流通審査協会